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山形新聞社の「新聞の読み方講座」を開催

2018/06/21

6月20日(水)の4・5時間目に3年3組と5組の生徒72名を対象とした山形新聞社の「新聞の読み方講座」が開かれました。この講座は、山形新聞の「1学級1新聞」の取り組みの一環として行われたもので、当日は同社の瀬野麻衣記者と鹿野順一法人営業部副部長から新聞の役割や紙面の構成などを学びました。
講座では、新聞には約200本の記事が載っており、小説一冊分に相当する情報量・一覧性・記録性といった新聞の特徴について触れながら、一番伝えたい見出しからリード文、本文へと続く逆三角形の記事構成と話が進んでいきました。
講座の合間には、紙面構成を確認したり、クイズ形式で新聞の内容を確認したりしながら新聞の役割についての説明がされました。
新聞とは距離のあった生徒たちも、後半ではそれぞれ気になる記事を選びながら感想を述べていくなど少しずつ関心が高まってくるようでした。
これから、大学や就職など志望理由書や小論文を書いていく生徒たちは、文章を書く上での大切な点として、本筋から離れない鳥の目をもつ、論旨を一貫する、意見と理由を示し要点を押さえる、といった書き方を学び、そのためには本質的な情報と予備知識である背景知識を身に付けていくことが大切であると教わりました。
最後には、1面「談話室」を論の展開を予想、考えながら書写し講座を終えました。
多種多様な情報と教養を得、社会への目を仲立ちし、考える力をつける一助となる新聞の一端に触れられた講座でした。