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山形新聞社の「新聞の読み方講座」を開催

2020/02/17

 2月17日(月)の1・2時間目に1年生のスポーツコース1組と2組の生徒66名を対象とした山形新聞社の「新聞の読み方講座」が開かれました。この講座は、山形新聞社の「1学級1新聞」の取り組みの一環として行われたもので、本校では取り組みが行われるようになった3年前から毎年開かれています。当日は同社の瀬野麻衣記者、鹿野順一法人営業部副部長、菅野哲史販売部副部長から新聞の役割や紙面の構成などを学びました。
 今回は、スポーツコースの生徒たちが対象ということで、山形新聞に掲載された本校生や卒業生のスポーツ関連記事のプリントも用意され生徒たちの興味をひいていました。瀬野記者の講座では、生徒一人それぞれに一部、当日の新聞が配られ、新聞には約200本の記事が載っていること、一番伝えたい見出しからリード文、本文へと続く逆三角形の記事構成になっていること、新聞とネットとテレビのニュースの特徴などの話がありました。
 また、記者として新聞記事を書くときに気をつけていることについて触れ、最後に「新聞を毎日めくることから始めてみよう」「気になった見出しや写真を見てみよう」「もっと気になったら記事をよんでみて」と新聞を読むことで学力もアップし、山形と日本、そして世界が分かってくると新聞の活用を呼びかけました。
 講座の合間には、気になる記事を選びながら感想を述べていくなどの活動が取り入れられ、新聞とは距離のあった生徒たちも少しずつ関心が高まってくるようでした。講座を受けた後の感想には、「普段触れる事のない新聞に触れることが出来て新聞の読み方を理解することが出来た。ネットだけでなく新聞でも社会の情報を取り入れていきたいです。」とありました。
 新聞を読むことで、多種多様な情報と教養を受け取り、社会への目を養い、考える力をつけることになるということを学んだ講座でした。