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山形新聞社の「新聞の読み方講座」を開催

2017/11/20

11月15日(水)の6時間目に3年6組の生徒33名を対象とした山形新聞社の「新聞の読み方講座」が開かれました。
この講座は、山形新聞の「1学級1新聞」の取り組みの一環として行われたもので、当日は同社の瀬野麻衣記者から生徒たちが新聞の働きや紙面の構成などを学びました。
瀬野記者は、冒頭に新聞を読むことは考える力をつけるためだとし、世の中に関心を持ち情報を集めて考える手段としての新聞の働きについて話をしました。
続いて、新聞の、情報量・一覧性・記録性の三つの特徴について触れ、取材の仕方と5W1Hに背景を盛り込んだ記事の作り方、大事な内容が上段にくる逆三角形の記事構成と話が進んでいき、気になった記事はスマートフォンで撮り保管をすると良いという話には、スクラップブックに新聞を切り抜いて貼り保管してきた世代にとっては新鮮なもので、手間と機能性を考えればなるほどと思わせるものでした。
最後は、同日付の新聞を使い社会面や国際面などの紙面の構成を解説し、生徒一人ひとりが気になる記事を選び数人が感想を述べていきました。
高校生に限らず、昨今は新聞やまとまった活字を読むことが少なくなったといわれていますが、多種多様な情報と教養を得、そして社会への目を仲立ちするものとしての新聞の一端に触れられた講座でした。