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山形新聞社の「新聞の読み方講座」を開催

2021/02/09

 2月9日(火)に1年7組・8組の生徒75名を対象とした山形新聞社の「新聞の読み方講座」が開かれました。この講座は、山形新聞社の「1学級1新聞」の取り組みの一環として行われたもので、本校では取り組みが行われるようになった4年前から毎年開かれています。当日は同社の柴﨑愛記者から新聞の役割や紙面の構成などを学びました。
 講座では、初めに山形新聞には小説一冊分に相当する約200本の記事が載っており、そのうち約100本は山形県関係であると紹介がありました。そのうえで新聞の特長としての情報量・一覧性・記録性について説明がありました。
 また、新聞を読むメリットは、世の中の動きを知るだけでなく未来の自分をつくることであり、山形と日本、そして世界が分かり、知識が増え学力がアップし、視野が広がり思わぬ出会いがある。そのためには、情報社会に生きる私たちは、フェイクニュースに惑わされることなく、新聞とネットとテレビの特徴を知り、上手に活用することが大事である。メディアリテラシーを養うためにも新聞を活用してほしい、そうすることで自分の頭で考えて判別し、利用する力が身に付くと話がありました。
 講座の合間には、気になる記事を選びながら感想を述べていくなどの活動が取り入れられました。新聞とは距離のあった生徒たちも少しずつ関心が高まってくるようでした。講座では、新聞を読む習慣を付けるためには、見出しに注目し、記事の一段落目に注目することが大事だという話もあり、教室に毎日届けられる新聞に目を通すことで、自分の世界が広がっていくことを学んだ講座でした。